ダイエット 女性 産後 体重 戻らない 原因
産後、妊娠前の体重に戻したいと思っていても、思うように減らず焦る人は少なくありません。
私自身、仕事で座っている時間が長く、運動不足や体重の増加が気になってダイエットを調べてきました。
その中で、産後の体重が戻らないのは意志が弱いからではなく、妊娠・出産後の体の変化や睡眠不足、生活リズムの乱れなどが関係する場合があると分かりました。
この記事では、産後に体重が戻らない主な原因と、授乳中も含めて無理なく取り組みやすい方法をまとめます。
産後に体重が戻らない主な原因
産後の体重が戻らない原因は、ひとつに決めつけられません。
主に考えられるのは、妊娠中に増えた体重がまだ残っていること、出産後に活動量が減っていること、睡眠不足や育児ストレスで食事が不規則になっていることです。
妊娠中は赤ちゃんだけでなく、胎盤や羊水、血液量の変化などによって体重が増えます。
出産直後にすべてが減るわけではなく、産後は体が妊娠前の状態へ戻っていく途中です。
出産後の回復には個人差があるため、短期間で妊娠前の体重に戻らないからといって、すぐに異常とは限りません。
こども家庭庁も、妊娠・出産後は体の変化に合わせて食事や生活を整えることを案内しています。
(prenatal.cfa.go.jp)
また、授乳や夜泣きなどで睡眠が細切れになると、食事の時間がずれたり、手軽なお菓子や菓子パンに頼ったりしやすくなります。
運動を始めたくても、出産直後は体力が戻っていなかったり、外出しにくかったりするため、妊娠前より活動量が落ちることもあります。
授乳中は食事を極端に減らさない
授乳中に体重を減らしたい場合でも、主食を抜く、食事を1日1回にする、極端に糖質を制限するといった方法は避けたほうが安心です。
こども家庭庁の資料では、授乳期は妊娠前よりエネルギーが必要で、無理な減量は禁物とされています。
主食・主菜・副菜をそろえ、必要な栄養を確保することが基本です。
(mchbook.cfa.go.jp)
まずは、食事量を大きく削るよりも、内容と食べ方を見直します。
・菓子パンや甘い飲み物だけで済ませず、卵、魚、肉、大豆製品などの主菜を加える
・ごはんやパンなどの主食を抜かず、食べる量を毎食で大きく変えない
・野菜、きのこ、海藻、いも類などの副菜を一品足す
・水やお茶を手元に置き、甘い飲み物を習慣的に飲まない
・空腹で一気に食べないよう、食べられるときに軽食を準備しておく
授乳していない場合でも、産後すぐに急な減量を目指すより、体調を見ながら食事のバランスを整えるほうが続けやすいでしょう。
食事の目安は年齢や活動量によって変わるため、一般的なダイエット情報をそのまま当てはめないことも大切です。
まずは日常の活動量を少しずつ戻す
産後の運動は、いきなりランニングや腹筋を始めるのではなく、体調に合わせて日常の動作から増やす方法が現実的です。
たとえば、短時間の散歩、室内での軽いストレッチ、立って家事をする時間を少し増やすなどです。
出産方法や会陰部の状態、帝王切開後の回復具合、睡眠不足の程度などによって、できる運動は変わります。
痛み、出血の増加、めまい、息苦しさ、強い疲労感などがある場合は運動を中止してください。
産後の健診で回復状態を確認し、運動を再開する時期や内容に迷う場合は、担当の医療者や自治体の産後ケア窓口に確認すると安心です。
運動の目標を高く設定しすぎると続きにくいため、「毎日30分」のように固定するより、「今日は家の周りを少し歩く」「授乳や育児の合間に肩や背中を伸ばす」など、実行しやすい単位に分けるのがおすすめです。
体重だけでなく、歩きやすさ、疲れにくさ、食事の乱れが減ったかも記録すると変化を確認しやすくなります。
睡眠不足とストレスを体重管理の一部として考える
産後は、食事や運動だけでなく、睡眠不足や育児ストレスも体重管理に影響しやすい時期です。
睡眠が足りないと、食事の準備が簡単なものに偏ったり、甘いものを食べる回数が増えたりすることがあります。
すべてを完璧に整えようとせず、次のように負担を減らす工夫を優先します。
・調理済みの魚、ゆで卵、納豆、冷凍野菜などを常備する
・家族に食事の準備や買い物を頼める日は任せる
・赤ちゃんが寝た時間に必ず家事をするのではなく、休息を優先する日をつくる
・体重を毎日評価せず、週単位の変化で見る
産後は体重が停滞する時期があっても不思議ではありません。
体重だけを短期的に減らすのではなく、食事、休息、活動量を少しずつ整えることが、無理なく続けるための土台になります。
体重以外の症状があるときは医療機関に確認する
体重が戻らないことに加えて、急に体重が増える、むくみが強い、血圧が高い、強い疲れが続く、動悸や息苦しさがある、気分の落ち込みが長引くといった症状がある場合は、単なるダイエットの問題ではない可能性があります。
産後は妊娠高血圧症候群の影響が続いたり、貧血など別の体調不良が隠れていたりすることもあります。
自己判断で食事制限を続けず、産後健診や産婦人科、かかりつけ医などで相談してください。
特に授乳中で体調不良がある場合や、服薬中・治療中の場合は、減量方法を自分だけで決めないほうが安全です。
厚生労働省の案内でも、産後の回復不全では疲れやすさや血圧上昇などが見られる場合があるとされています。
(bosei-navi.mhlw.go.jp)
参考にした情報
まとめ
- 産後に体重が戻らない原因は、妊娠中の体重増加、活動量の低下、睡眠不足や食事の乱れなどが考えられる
- 授乳中は極端な食事制限を避け、主食・主菜・副菜をそろえる
- 運動は体調を確認しながら、散歩や軽いストレッチから始める
- 睡眠や休息、家族への協力依頼も体重管理の一部として考える
- 急な体重増加や強いむくみ、息苦しさ、強い疲労感などがあれば医療機関に相談する
産後の体重が戻らないときは、短期間で結果を出そうとするより、体の回復を優先しながら食事と活動量を少しずつ整えることが大切です。
授乳中かどうか、出産からの期間、体調によって適切な方法は変わるため、無理なく続けられる範囲から始めてみてください。








