ダイエット サプリ 妊娠中 授乳中 飲んでもいい
妊娠中や授乳中は、体重の増加や産後の体型が気になっても、普段と同じ感覚でダイエットを始めてよいのか迷いやすい時期です。
私自身、デスクワーク中心の生活で体重や体脂肪率が気になり、ダイエットについて調べる中で「妊娠中や授乳中にダイエットサプリを飲んでもいいのか」という疑問が気になりました。
そこで、妊娠・授乳期のサプリメントについて公的な資料を確認しました。
結論からいうと、一般的なダイエットサプリは自己判断で飲まず、妊娠中・授乳中は使用を控えるのが基本です。
妊娠中や授乳中にダイエットサプリを飲んでもいい?
基本的には、自己判断で飲まないほうがよいでしょう。
ダイエットサプリには、脂肪燃焼や糖質カットを目的とした成分だけでなく、カフェイン、ハーブ、複数のビタミン・ミネラルなどが含まれていることがあります。
しかし、妊娠中や授乳中に十分な安全性が確認されていない成分もあります。
サプリメントは食品として販売されていても、妊娠中や授乳中の人にとって安全とは限りません。
妊娠期や授乳期の食事についての公式資料でも、サプリメントは自己判断で利用せず、必要な栄養素がある場合は医師や管理栄養士などに相談するよう案内されています。
(mhlw.go.jp)
また、妊娠中は体重を減らすことよりも、母体と赤ちゃんに必要な栄養を確保することが優先されます。
体重増加が気になる場合でも、食事量を極端に減らしたり、サプリで置き換えたりするのではなく、妊婦健診で体重の推移を確認しながら考えることが大切です。
妊娠中・授乳中に特に避けたいダイエットサプリの特徴
商品名や宣伝文句だけで安全性を判断せず、次のような特徴があるものは避けるのが無難です。
・脂肪燃焼、食欲抑制、糖質カットなどを強くうたっている
・カフェインや刺激性のある成分が多く含まれている
・複数のハーブや植物エキスが配合されている
・成分量や原材料が分かりにくい
・「飲むだけで痩せる」など、極端な効果をうたっている
・妊娠中や授乳中の使用について、商品説明に明確な案内がない
特にカフェインは、コーヒーやお茶だけでなく、サプリメントやエナジー系の商品からも摂取する可能性があります。
妊婦については、海外の公的機関が1日200mgを上限の目安として示している例があるため、カフェイン入りのダイエットサプリを追加するのは慎重に考えたほうがよいでしょう。
(mhlw.go.jp)
緑茶抽出物など、食品として口にする場合と濃縮エキスをサプリで摂る場合で、摂取量や体への影響が変わる成分もあります。
濃縮された植物エキスだから自然で安全とは限りません。
妊娠中に必要になることがあるサプリはダイエット目的とは別に考える
妊娠中にサプリメントを使うケースがすべて否定されているわけではありません。
たとえば葉酸は、妊娠を計画している女性や妊娠初期の女性にとって重要な栄養素として知られています。
公的な資料では、通常の食事に加えて、葉酸をサプリメントなどから1日400μg摂取することが案内されています。
(kennet.mhlw.go.jp)
ただし、これはダイエット目的のサプリとは役割が異なります。
葉酸や鉄などを含む妊産婦向けの製品でも、複数の商品を重ねて飲むと成分が過剰になる可能性があります。
妊娠中に使うなら、妊娠していることを伝えたうえで、必要な成分と量を確認して選ぶことが重要です。
体重を減らすためのサプリと、妊娠・授乳期に不足しやすい栄養素を補うサプリは、目的を分けて考えましょう。
授乳中は母乳への影響も考えて判断する
授乳中は、母親が摂取した成分が母乳を通して赤ちゃんに影響する可能性があります。
すべての成分が母乳へ同じように移行するわけではありませんが、ハーブや植物エキスなどは、妊娠中だけでなく授乳中の安全性も十分に確認されていない場合があります。
(mhlw.go.jp)
そのため、授乳中にダイエットサプリを使いたい場合は、商品名だけでなく、原材料名、1日量、カフェインの有無、授乳中の使用可否を確認してください。
表示が不明確な商品や、複数の成分を一度に摂る商品は、避けたほうが判断しやすいでしょう。
すでに飲んでいて不安がある場合や、赤ちゃんに普段と違う様子がある場合は、商品パッケージを手元に置き、産婦人科や授乳について相談できる医療機関に確認してください。
体重が気になるときは、サプリより先に見直したいこと
妊娠中や授乳中は、急いで体重を落とすより、無理のない範囲で食生活や生活リズムを整えるほうが安全性を考えやすくなります。
・食事を抜かず、主食・主菜・副菜をできるだけそろえる
・甘い飲み物や間食が多い場合は、回数や量を少し見直す
・体調に問題がなければ、普段の生活の中で無理のない活動量を保つ
・妊娠中は体重の増え方を自己判断で急に変えず、健診で確認する
・授乳中は食事を極端に減らさず、睡眠や体調も含めて考える
妊娠中の体重管理は、妊娠前の体重や妊娠週数、体調によって考え方が異なります。
体重が増えすぎた、増えなさすぎた、食事がほとんど取れないといった場合は、ダイエットサプリで調整しようとせず、健診先で相談するのが適切です。
関連記事
参考にした情報
- 妊婦さん・産後ママの 食生活 気になるキーワード No.1 特に大切な栄養素量 妊娠期や授乳
- 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~
- 葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果 | 生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット) | 健康日本21アクション支援システム Webサイト
- 妊娠中、育児中のご自身の食事や赤ちゃんの食事に関する情報提供 |厚生労働省
まとめ
- 妊娠中・授乳中のダイエットサプリは、自己判断で飲まないのが基本です。
- 脂肪燃焼、食欲抑制、糖質カット、刺激性のある成分を含む商品は避けたほうが無難です。
- カフェインやハーブ、植物エキスは、妊娠中・授乳中の安全性を確認しにくい場合があります。
- 葉酸など必要になることがある栄養素は、ダイエット目的のサプリとは分けて考えます。
- 体重管理はサプリで急に減らそうとせず、妊娠中は健診、授乳中は体調も確認しながら進めます。
妊娠中や授乳中は、体重が気になっても「ダイエット用」と書かれたサプリを安易に選ばないことが大切です。
必要な栄養素を補う場合も、妊娠・授乳中であることを伝え、成分と量を確認してから判断しましょう。








