ダイエット プロテイン 便秘 原因 対策
ダイエットを意識してプロテインを飲み始めたら、以前より便が硬い、出にくいと感じることがあります。
私自身、デスクワーク中心で座っている時間が長く、運動不足や食生活の見直しが気になったため、プロテインと便秘の関係を調べました。
結論からいうと、プロテインそのものだけが便秘の原因とは限らず、ダイエット中の食事量・食物繊維・水分・活動量の変化が重なっている可能性があります。
この記事では、考えられる原因と、飲み方を含めた対策を整理します。
プロテインで便秘になったように感じる主な原因
プロテインを飲み始めた時期と便秘が始まった時期が重なっていても、原因がプロテインだけとは限りません。
ダイエットを始めると、食事全体の量を減らしたり、ごはん・麺類・間食などを控えたりすることがあります。
その結果、便の材料になる食物繊維や水分の摂取量まで減っている場合があります。
考えられる原因は、主に次のとおりです。
・食事量を減らしたことで、便の量や食物繊維が不足している
・プロテインを飲む一方で、野菜、果物、豆類、海藻などをあまり食べていない
・水分摂取が少なく、便が硬くなっている
・デスクワークや運動不足で、体を動かす時間が減っている
・牛乳で割っている場合、乳糖が体質に合わず、お腹の張りなどが出ている
厚生労働省の情報では、食物繊維は便の材料になるほか、大腸内の環境にも関わるとされています。
また、便秘には食事や生活習慣など複数の要因が関係します。
プロテインを悪者にする前に、飲み始めた前後で食事・水分・活動量がどう変わったかを確認することが大切です。
(kennet.mhlw.go.jp)
なお、牛乳や乳糖を含む飲み物で、腹痛、ガス、膨満感、下痢などが出る場合は、便秘というより乳糖不耐症など別の原因が関係している可能性もあります。
症状が便秘だけなのか、飲んだ後のお腹の張りや下痢もあるのかを分けて考えましょう。
(niddk.nih.gov)
まず見直したいプロテインの飲み方
便秘が気になるときは、いきなりプロテインを完全にやめるより、次の点を一つずつ見直すと原因を切り分けやすくなります。
・一度に多量に飲まず、商品の表示量を確認する
・水で割っている場合は、普段の水分摂取が不足していないか確認する
・牛乳で割っている場合は、水や乳糖を含まない飲料に変えて様子を見る
・プロテインを飲んだ分、食事を極端に減らしていないか確認する
・原材料や栄養成分表示で、食物繊維の量や乳成分の有無を確認する
プロテインは、食事に含まれるすべての栄養素を補うものではありません。
商品によっては、たんぱく質を補えても食物繊維が十分に取れるとは限らないため、プロテインだけで食事を置き換える方法が続くと、便秘につながることがあります。
また、飲んだ直後から毎回お腹が張る、腹痛や下痢があるという場合は、量や割り材が合っていない可能性があります。
無理に続けず、別のタイプに変更するか、いったん中止して体調の変化を確認しましょう。
便秘対策は食物繊維・水分・食事全体を整える
対策の中心は、プロテインに何かを足すことだけではなく、食事全体のバランスを戻すことです。
食物繊維は、野菜、果物、豆類、海藻、きのこ、全粒穀物などから取れます。
例えば、プロテインだけで済ませていた朝食に、果物やオートミール、ヨーグルトなどを組み合わせる方法があります。
昼食や夕食でも、主菜の肉や魚だけでなく、野菜や豆製品を添えるようにすると、たんぱく質以外の栄養素を補いやすくなります。
農林水産省も、野菜、果物、大豆などの豆製品、海藻などは食物繊維を含む食品として紹介しています。
急に食物繊維を増やすとお腹が張る人もいるため、少しずつ増やしながら様子を見るのが現実的です。
(maff.go.jp)
水分については、プロテインを水で溶かしたから十分とは限りません。
普段あまり水分を取らない人は、起床後、仕事中、食事の前後など、無理なく飲むタイミングを決めておくと続けやすくなります。
ただし、持病などで水分制限を指示されている場合は、自己判断で増やさないでください。
さらに、長時間座り続けないことも意識したいポイントです。
仕事の合間に立つ、短い距離を歩く、無理のない範囲で軽く体を動かすなど、日中の活動量を少し増やしてみましょう。
便意を我慢する習慣がある場合は、行けるタイミングでトイレに行くことも大切です。
水分不足、食物繊維不足、活動量の低下、便意を我慢することなどは、便秘の一般的な要因として挙げられています。
(nhs.uk)
改善しないときに確認したいこと
対策を始めても便秘が続く場合は、プロテイン以外の原因も考える必要があります。
最近飲み始めた薬やサプリメント、急な食事制限、睡眠や生活リズムの変化なども確認してみてください。
便秘が長引く、強い腹痛がある、血便や出血がある、吐き気や嘔吐がある、お腹が張ってガスも出ない、意図せず体重が減っているといった場合は、一般的なダイエット対策だけで様子を見ないほうがよい症状です。
こうした場合や、セルフケアを続けても改善しない場合は、医療機関で相談してください。
(niddk.nih.gov)
また、妊娠中、治療中の病気がある、服薬中、水分制限がある場合は、プロテインの変更や食物繊維の大幅な追加を自己判断で行わず、医師や管理栄養士などに確認するのが安全です。
便秘を防ぎながらプロテインを続ける確認リスト
プロテインを飲み続けたい場合は、次の順番で見直すと整理しやすくなります。
・便秘が始まった時期と、プロテインを飲み始めた時期を確認する
・飲む量、飲む回数、割っている飲料を確認する
・野菜、果物、豆類、海藻、きのこなどが食事から取れているか確認する
・水分摂取が少なくなっていないか確認する
・仕事中に座り続けていないか、運動量が減っていないか確認する
・牛乳で割ったときだけ症状が出ないか確認する
一度にすべてを変えると、何が影響したのか分かりにくくなります。
まずは割り材を変える、食事に食物繊維を一品加える、仕事の合間に歩くなど、取り組みやすいものから試すのがおすすめです。
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参考にした情報
- 食物繊維の必要性と健康 | 生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット) | 健康日本21アクション支援システム Webサイト
- Symptoms & Causes of Lactose Intolerance – NIDDK
- ビタミンと食物繊維:農林水産省:農林水産省
- Constipation
- Symptoms & Causes of Constipation – NIDDK
まとめ
- プロテイン自体だけでなく、ダイエットによる食物繊維・水分・食事量の不足が便秘に関係することがある
- プロテインの量や割り材、原材料表示を確認し、牛乳で症状が出る場合は別の飲料を試す
- 野菜、果物、豆類、海藻、きのこなどを少しずつ取り入れ、食事全体を整える
- 水分不足や長時間の座りっぱなし、便意の我慢も見直す
- 強い腹痛、血便、嘔吐、ガスも出ない状態などがある場合は医療機関に相談する
ダイエット中にプロテインを飲み始めて便秘になったときは、プロテインだけを原因と決めつけず、食事量、食物繊維、水分、活動量、割り材を順番に確認することが大切です。
無理な食事制限を避け、プロテインは不足しがちなたんぱく質を補うものとして、普段の食事と組み合わせて使うようにしましょう。








