ダイエット 50代 筋肉を落とさない 運動 方法
デスクワーク中心の仕事をしていると、歩く時間が少なくなり、健康診断で体重や体脂肪率の増加が気になってくることがあります。
私自身も運動不足を感じてダイエットについて調べるなかで、「体重は減らしたいけれど、筋肉まで落としたくない」と考えるようになりました。
50代のダイエットでは、食事を極端に減らすだけでなく、筋力トレーニングと歩行などを組み合わせることが大切です。
この記事では、筋肉を落としにくい運動の種類、頻度、無理なく続ける方法を整理します。
50代のダイエットで筋肉を落とさないために必要な運動
筋肉を落としにくくするには、次の2種類の運動を組み合わせる方法が考えられます。
・筋力トレーニングで筋肉に刺激を与える
・歩行などの有酸素運動で日常の活動量を増やす
運動だけで短期間に大きく痩せようとすると、疲労がたまりやすく、継続が難しくなることがあります。
目的は、できる範囲で脂肪を減らしながら、筋肉に「使っている」という刺激を与え続けることです。
健康づくりのための公的な運動ガイドでは、成人に筋力トレーニングを週2~3日行うこと、歩行または同程度以上の身体活動を増やすことが示されています。
これはあくまで一般的な目安なので、普段ほとんど運動していない場合は、少ない回数や短い時間から始めても問題ありません。
(kennet.mhlw.go.jp)
おすすめは週2~3回の自重筋トレと、無理のないウォーキング
筋力トレーニングは、ジムのマシンを使わなくても、自分の体重を利用して行えます。
50代から始める場合は、脚やお尻、背中など大きな筋肉を使う種目を中心にすると、全身を動かしやすくなります。
自宅で取り組みやすい例は次のとおりです。
・椅子スクワット:椅子に浅く座るように腰を下ろし、ゆっくり立つ
・壁腕立て伏せ:壁に手をつき、体を近づけてから押し戻す
・ヒップリフト:仰向けで膝を立て、お尻をゆっくり持ち上げる
・かかと上げ:椅子や壁につかまり、かかとを上げ下げする
最初は各種目を8~12回程度、1セットから始め、余裕があれば2セットに増やします。
回数をこなすことよりも、反動を使わず、ゆっくり動くことを優先します。
週2~3回を目安にし、同じ部位に強い筋肉痛がある日は休むなど、体の状態に合わせて調整します。
ウォーキングは、会話ができる程度の速さから始めると続けやすいでしょう。
まずは10~20分を週3~5回程度から始め、慣れてきたら時間や回数を少しずつ増やします。
通勤時に一駅分歩く、昼休みに短時間歩く、買い物で遠い駐車場を選ぶなど、運動として確保できない日も生活の中で歩く機会を増やせます。
筋力トレーニングと有酸素性の身体活動を組み合わせることは、健康づくりにも役立つとされています。
(kennet.mhlw.go.jp)
忙しい人向けの1週間の運動スケジュール例
運動を習慣にするには、毎日完璧に行うよりも、あらかじめ曜日を決めておくほうが取り組みやすい場合があります。
例えば、次のような組み方です。
・月曜日:ウォーキング20~30分
・火曜日:自重筋トレ10~20分
・水曜日:仕事の合間に短い歩行を数回
・木曜日:ウォーキング20~30分
・金曜日:自重筋トレ10~20分
・土曜日:余裕があればウォーキングまたは軽い体操
・日曜日:休養または無理のない散歩
筋トレを週2回から始め、慣れてから週3回に増やす方法でも十分です。
デスクワーク中心で座る時間が長い場合は、まとまった運動だけでなく、1時間に一度を厳密なルールにするのではなく、仕事の区切りごとに立って歩く、飲み物を取りに行くといった小さな中断を入れることも役立ちます。
公的なガイドでも、座りっぱなしの時間を長くしすぎず、今より少しでも多く体を動かすことが基本姿勢として示されています。
最初から1日8,000歩などの目標を達成できなくても、現在より活動量を増やすことから始めるのが現実的です。
(kennet.mhlw.go.jp)
筋肉を落としにくくするために避けたい運動の進め方
ダイエット中は、運動量を急に増やしすぎないことも重要です。
特に、普段あまり運動していない状態から、毎日長時間走る、重い負荷で筋トレを続けるといった方法は、疲労や痛みにつながる可能性があります。
次のような場合は、運動量を減らすか、いったん中止します。
・関節や腰などに普段と違う痛みがある
・めまい、息苦しさ、強い動悸がある
・翌日まで強い疲労が残る
・フォームを維持できないほど疲れている
運動前には軽く歩くなどして体を温め、終わった後はゆっくりした動きで整えます。
持病がある、治療中である、服薬している、過去に運動で症状が出たことがある場合は、運動内容を自己判断で決めず、主治医や運動の専門家に確認したほうが安全です。
運動だけでなく、食事を極端に減らさないことも大切
筋肉を落とさずに脂肪を減らしたい場合、運動と同時に食事を極端に減らさないことも意識したいポイントです。
食事量を大幅に減らすと、運動を続けるエネルギーが不足し、筋力トレーニングの質も下がることがあります。
毎食で、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などのたんぱく質を含む食品を取り入れ、主食や野菜も含めて全体のバランスを見る方法が現実的です。
ただし、必要なたんぱく質量やエネルギー量は、体重、活動量、持病などで異なります。
特定の食品だけを増やすのではなく、食事全体を見直しながら、体重や体調の変化を確認します。
運動を始めたからといって、必ず筋肉を維持できるとは限りません。
睡眠不足、過度な食事制限、運動のやりすぎなども影響するため、体重だけでなく、疲れやすさ、歩きやすさ、筋トレの回数なども一緒に見ていくと変化を把握しやすくなります。
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参考にした情報
- 「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シート:成人版 | 生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット) | 健康日本21アクション支援システム Webサイト
- 「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」情報シート:筋力トレーニングについて | 生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット) | 健康日本21アクション支援システム Webサイト
まとめ
- 筋肉を落としにくくするには、筋力トレーニングと歩行などを組み合わせる
- 筋トレは週2~3回を目安に、自重種目を少ない回数から始める
- ウォーキングは10~20分程度から始め、無理なく時間を増やす
- 座りっぱなしを避け、仕事や家事の中で動く時間も増やす
- 極端な食事制限や急な運動量の増加は避ける
50代のダイエットで筋肉を落とさないためには、短期間で結果を出そうとせず、筋トレを週2回程度から始め、歩く時間を少しずつ増やす方法が取り組みやすいでしょう。
デスクワーク中心で運動不足を感じている場合も、まずは椅子スクワットや短時間の散歩など、続けられる行動を一つ決めることから始めてみてください。








